【麻雀3人打ち】打点重視?あがりやすさ重視?
おととい公開した記事に登場した場面の話になります。
(↓まだ読んでいない方はぜひこちらからその記事を↓)
【麻雀3人打ち】mj三麻 球戦反省⑳ - 麻雀3人打ちについて考える
問題は東1局のこの場面。
本譜は打5pとしたのですが、後で振り返ってみると打4pもなかなか有力そうで意外と難しく感じ、Twitterでどちらを切るか意見を募集したところたくさんの方が意見をくださいました。
この意見を踏まえた上で、この場面をどう考えるかまとめてみます。
対局中にしていた考え
対局中は
「高目倍満まであるな。当然36p待ちのほうがあがりやすいだろうけど48pもあがりにくいとはいえ、出あがりはないかもしれないけど全然ツモる可能性あるからシャボにとろう」
という感じで5pを切りました。
こういう選択をする場面はちょくちょくありますが、4p切りにした場合、ドラの8pをツモってしまった時が本当にキツいですよね。
このことが頭にあったので36p待ちの選択肢について深く考えずに5pを切りました。
見返してみて
本譜では5p切りの直後3pをツモってあがり逃しになったうえに、先に下家にあがられてしまいました。
そこで、この場面は後でじっくり考えてみようと思い、見直してみました。
よく考えてみるとすぐに、4p切りも有力だなと思い始めました。
打点としては期待できるmaxの24000点の半分まで落ちるものの、まず第1に待ち牌が倍あり、赤5pをツモった場合やドラの8pをツモった場合またはポンできた場合簡単に親跳に昇格できます。
どうせ5p切りを選択しても安めなら18000点止まりなので、それなら待ちの広いほうが有利。
ただ、8pをツモったり出たりする場合というのはあがり逃しになっているため、やはりあがれていた倍満が跳満になるのは気持ち悪い。
この時点では僕の中では5p切りと4p切りが60:40くらいでした。
Twitterで意見を募ってみて
5p派:4p派が6:4くらいで少しだけ5p派が多くなりました。
5p派の中には赤5pを引いた時には36p待ちに切り替えるという意見があり、僕の考えになかったものでした。
シャボに受けてても、赤5pを引いた場合に打点が多少落ちるものの待ちを広くするというこの選択肢に気づけていませんでした。
4p派の意見ではあがりやすさ、その後の打点アップのしやすさが主な理由になっていました。
5p切りの場合、変化は
悪形高打点チャンス→良形でそこそこの打点
4p切りの場合、変化は
良形で高くはない打点→良形でそこそこの打点
となり、変化した場合同じような形になります。
この変化の工程を文字だけでかんがえた場合、僕はあがりやすさを考えて後者を選びます。
しかし今回の場合、この変化の中であがり逃しをしているのは後者のみになります。
このあがり逃しの可能性の半分は「親倍を逃す」というかなり大きなものです。
これを考えると、簡単に後者は選べないです。
このあがり逃しをするのを加味してでも4p切りで始めから良形にとるのか、形は悪いが親倍は逃さず良形への変化も残すのか、これはあがり逃しをどれだけ痛いと感じるかの差だと思います。
ここまで考えてみた結果、僕の中では5p切りと4p切りが50:50でどちらとも言えない状況です。
多くの意見を聞いてみたいのでぜひここのコメントやTwitterのリプでご意見頂けると嬉しいです!